こんにちは。ごくごくフツーなサラリーマン、もやしです。
老後2,000万円問題をきっかけに、ただ貯金し続けるのではなくて資産運用して増やさなきゃヤバイ!と危機感を抱いているところ、縁あって太陽光発電事業の存在を知り、おっかなびっくり取り組み始めました。
それと並行して、20代のころにお金を溶かしまくった反省から封印していた株と為替も復活させ、わずかずつではあるものの資産運用を再開しました。
1.僕の収入多角化戦略
2018年頃から、副業解禁や副業奨励といった動きが出てきて、会社員が副収入を得る(収入を多角化する)ことが容易になってきました。とはいえ、ウーバーの配達員のように夜間や週末にバイトして副収入を得ようとしても、余計疲れて本業に支障をきたすのは嫌だなぁ…と思い、どんなことをして収入を得るか検討してみました。
1-1.参考にしたのは『金持ち父さん』
副収入の柱の観点で参考になったのは、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん貧乏父さん』で提唱されているキャッシュフロークワドラント(ESBI)でした。収入を得る方法を4象限に分割しているため、非常に分かりやすかったのがその理由です。
金持ち父さん系では不労所得や経済的自由を目指してB象限やI象限に移行することに視点が囚われがちですが、僕は「Eを主軸にしつつ、収入を多角化したい」と考えているので、複数の領域から少しずつでもいいから収入を得る観点で多角化を図ろうと考えています。
1-2.各象限で何をするかを考える
例えば、週末にアルバイトをする場合は給与所得(E象限)と重畳するので多角化にはつながりません。ウーバーイーツの配達員なら契約上は個人事業主だからS象限になりますが、実態は裁量がほぼゼロなのでE象限に近い…など、各象限でどのような形で収入を得るかを考えていきました。
株や為替(FX)でI象限はすぐに埋まります。
太陽光発電がS象限かな?と思いましたが、発電設備自体が稼ぐ(発電=売上)構造や、FIT制度による20年間一定の売電単価はモロに権利収入なのでB象限としてとらえています。
残るS象限は手を動かす&自分の時間を投下するという観点から、広告収入を当てはめました。
最終的に、図に落とすとこんな感じになります。
1-3.当面の目標はBSI象限で月10万円
各々の象限で給与と同じくらい稼げるのが理想です。
とはいえ、広告収入を育てるには時間が必要ですし、株や為替では大きな元手が必要です。
そこで、給与のほかに自由に使えるお金がどれくらい増えれば今よりもゆとりある生活ができるか?を考えた結果、まずはBSI3象限で月10万円、年120万円のキャッシュインを目標にすることにしました。
1-4.消費税還付により軍資金が増える増える!
太陽光発電事業や株・為替の元手となる資金は貯金の500万円を投入しました。
太陽光発電では消費税還付を受けることができたため、2021年現在では投入した500万円以上の資金でI象限を回すことができています。
消費税還付を活用した資金増強スキームは次のイメージです。
この図は計画段階(妄想段階)のもので実際にはここまでの結果にはなりませんでしたが、それでも太陽光発電所3基+株と為替のほうの資金はそれなりに投下できています。
2.(S象限)広告収入(アフィリエイト)
入金確定額:13,139円(ただしGoogle先生への借金あり)
月1万円を目標にコツコツ改修しながら進めてきて、6月に花開いた!と思った矢先にGoogle先生からアルゴリズムミスったからやっぱナシね!とハシゴを外されたのが7月。Google先生以外のASPも育ってはきていることで目標とする1万円は実現できましたが、まだまだGoogle先生への借金が残っているので、ぜんぜんモチベーションが上がらない状態です。
3.(I象限)配当金とかFXとか
3-1.配当金
前年よりも保有する株式の数が増えていることで、配当金の額も対前年比で着実に増加しています(2020年8月は53円だった…)。
株取引では株主優待銘柄の割合が高いため、あまり配当金を稼ぐことができていません。あまり値動きの激しくない優待株を7割程度、それなりに値動きのある高配当株を3割程度のバランスをとりながら、トレードしています。
配当金:15,094円
3-2.FX売買損益
2021年5月に実施した設定変更によって、着実に月間の収支が改善しています。
投入している証拠金とリターンの比率ではあまり変化がありませんが、このまま証拠金の額が1,000万円程度になるまで育てていく予定です。
FX売買損益:117,562円
4.(B象限)太陽光発電
消費税還付のため本則課税事業者となっており、発電実績は税抜ベースで計算しています。
(注)収支という観点では「固定費」と「ローンの返済」とを同じ土俵に乗せて考えてはいけない(返済額のうち金利は費用だけど、残りは資産なので)のですが、あくまでも副収入(キャッシュフロー)という観点であえて通算させています。
1号基 | 2号基 | 3号基 | |
発電量(監視装置) | 7,946kW | 6,782kW | 8,359kW |
売電単価 | 18円 | 18円 | 21円 |
売電額 | 143,028円 | 122,076円 | 175,539円 |
固定費 | ▲88,100円 | ||
借入金の返済 | ▲407,000円 | ||
差し引き | ▲54,457円 |
日射の稼ぎ時である7月・8月に微妙過ぎる天気が続き、想定していた以上に伸びがありませんでした。とはいえ、太陽光発電は20年という長期レンジで考える必要がありますし、そもそも当初15年間はローン返済でキャッシュフローが得づらい構造となっているので仕方のないことかなぁと考えています。
5.まとめ
2021年9月の副収入は+91,338円でした。
今月は目標としていた10万円にギリギリ到達できませんでした。冬の期間に入り、太陽光発電所の発電量が伸び悩んでいます。もともと冬の期間の単月キャッシュフローはマイナスになることはシミュレーション通りではありますが、その分をしっかり他の領域で確保できるようがんばろうと思います。
2021年の多角化収入結果
1月:▲75,919円
2月:+71,406円
3月:+119,779円
4月:+151,044円
5月:+130,045円
6月:+357,565円
7月:+228,144円
8月:+218,723円
9月:+91,338円