太陽光発電でちょっとだけ経済的自由を手に入れてFIREを目指そう

これから産業用太陽光発電に手を出すのは危ない!と言われる2019年。そんな中で購入することとなった(購入しちゃった)太陽光発電所を夫婦二人三脚で運営していきます♪

Do It Yourself♪発電所へソーラー充電式監視カメラを取り付けしてきました。

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3基ある発電所のうち2基(栃木②と茨城①)に監視カメラを取り付けてきました。

監視システムで発電量をチェックできているものの、発電所の全体の雰囲気は分かりません。そのため、台風や地震が発生した後に、パネルはそこにあるだろうか…と不安になっても発電所まで移動する必要があり、それこそ本業が忙しいと数日どころか数週間チェックしに行けないのが課題でした。
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近所の発電所は監視カメラを取り付けていて、自宅からもチェックできるようになっているらしく羨ましいなぁと思ってみていました。
最後の発電所の稼働開始から約1年が経過し、ようやく良さそうなカメラが見つかりましたので、実際に設置してみました。

 

 

1.ネックは監視カメラへの電源の配線

発電所の監視カメラを考えるときに、個人的に難易度が高そうだな~と思っていたのが監視カメラ自体への給電(電源の配線)です。
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コンセントのボックスからPF管を出せば良いのでしょうが、その延長した電源とカメラの電源ケーブルをどこで結線しようか、その部材はどうやって取り付けようか考えているうちに時間が過ぎていました。

 

ソーラーパネル付き監視カメラとバッテリーサイズの拡大

電源配線不要にするソリューションとしては、ソーラーパネル付き監視カメラというものがあります。
これなら「ソーラーパネル付き監視カメラ」と「SIMルーター」の組合せだけで監視カメラシステムを組むことができます。
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昨年(2020年)の時点では容量5,000mAh程度のカメラしか見つけられませんでした。
5,000mAh程度だと、天気の悪い日が2~3日続くだけでバッテリーが枯渇してしまいます。
確認したいタイミングなんて「暗いとき」とか「悪天候明け」だったりするもので、駆動時間が短いことが気になり、こちらも二の足を踏んでいる間に時間が経っていました。

今年になって従来比3倍、15,000mAhの容量を持ったソーラーパネル付き監視カメラが登場したことで、僕の監視カメラ取付け計画が進みだしました。

ソーラーパネル付き監視カメラ

いくつかのレビューをチェックしたうえで、BOIFUNのPTZカメラを購入しました。

基本的に中華製品はどれも大きな差は無いと思うので、バッテリーサイズの大きな15,000mAh級のソーラー監視カメラの中から予算と見た目が気に入るものを買えばよいかと思います。



SIMルーターと通信SIM

SIMルーターはIOデーターのWN-CS300FRを購入しました。

こちらはコンセントから常時給電しておくため、バッテリーの付いているWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)は考慮から除外しました(本業で、実際にWi-Fiルーターが破裂した)。

SIMルーターに組み合わせるSIMはOCN mobile ONEです。

太陽光用の電話番号をOCN mobile ONEの音声プランで組んでいるので、そこに容量シェアでSIMを紐づけています(1枚につき440円)。探せばもっと安い格安SIMはあるのでしょうが、請求の一本化と安定性を考慮すると、OCN(OCN mobile ONE)かIIJ(IIJ mio)に一日の長があると思います。

取付金具

取付金具はAmazonのオススメで出てきたコチラを選択しました。台座は白・茶・黒から選べます。

 

その他

後でも出てきますが、ソーラーパネルの取り付け土台として「90cm角のL字金具が2つ、防腐剤注入済みのツーバイフォー材が20cmくらい」を用意しました。
また、ネジや結束バンド、コンセントの位置を調整するための電工セットは手持ちを使用しました。
とくに電工セットは、コンセントボックスの余裕がギリギリで、電源アダプターが刺さらずに焦りましたので持参して良かったです。電気工事士でない場合は、100均で売っているコンセントの向きを変えるやつを持参すれば十分だと思います。

監視カメラを取り付けてきた

ゆっくり写真を撮りながらセッティングしようと思っていたのですが、発電所には猛烈に「蚊」が多くて刺されまくりながらの作業になってしまい、完成後の写真しか残りませんでした(^▽^;)
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ソーラーパネルの固定に悩んだ結果、防腐処理済みのツーバイフォー(20cm程度)を用いました。ホムセンで買ってきたL字ステー(90cm角、1個100円×2個)を、カメラと土台を固定するボルト・ナットに挟み込んで固定しています。
ちょっと頭でっかちになってしまったので、特に強風後の状況を注視したいと思います。

映った~!

カメラの取り付けを終えてSIMルーターをコンセントに繋いだら、さっそくカメラ映像をチェックできるようになりました。15,000円しないカメラですが、思いのほか映りはキレイです。
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夜間もそれなりに発電所の状況をチェックできます。
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カメラの画角内に動くものがあるとアプリにアラートを通知してくれるのが便利です。被害にあわないに越したことはありませんが、太陽光発電所の部材の盗難といった話もありますので抑止的な効果はあるといいなぁと思っています。

翌日の様子です。
電池マークの右側に雷マークが表示されていて、ソーラー充電されているのが分かります。
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クラウドに映像を保存することもできます

監視カメラには7日間のクラウド利用料がついてきます。
防犯カメラのように常時録画したものをクラウド上に保存できるのかと思いましたが、人感センサーで反応した場合にその映像を保管してくれるサービスのようで、ちょっと期待外れでした。

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監視カメラは有事の際のモノで、その有事がいつ発生するか分からないところが難しいのですが、さすがに常時録画で何も問題ない映像を延々と保存するよりは、アラーム発生時のみ記録するというのが合理的なのでしょうね。
とはいえ、台風などの災害時には人感センサーは働かないでしょうから、そのあたりの制御をどうしようか悩むところです。

結論!つけてよかった!

手探りで取り付けた監視カメラですが、今のところは取り付けて良かったなぁと思っています。
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データー転送量も1日3回(朝・夕・晩)にチェックして約30MB程度でしたので、1拠点あたり1GB程度で収まりそうです。

監視カメラの映像をAWSなどに定期的に保管したい

中華カメラのクラウドにはアラーム発生時しか保管できないため、たとえば1時間に1回程度発電所の全景を記録に残せるようにできないものかなぁと考えています。
今のところアプリからしか動かせないようなので、そこからまず手を入れていこうかと思います(ΦωΦ)