2019年6月3日に、金融庁が公表した金融審議会の市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」で老後2,000万円問題がセンセーショナルに取り上げられました。連日報道されるニュースを見聞きしながら、自分の財産形成ちょっとヤバいんじゃない?と思い始めて以来、封印していた株式投資とFXを再開し、さらに縁あって太陽光発電事業に乗り出すことになりました。
ようやくひと段落しましたので、この2年を振り返ってみたいと思います。
今思えばあっという間の2年間でしたが、いろいろあったものです。
④500万円の使い道を考える
開業届の提出と並行して、財形貯蓄から500万円を引き出す手続きをしました。
30代のおよそ10年間で貯めたお金ですから、損はしたくない…余計なことはしないほうがいいんじゃないか?と頭をよぎりますが、車輪は回り始めましたので腹をくくって進むしかありません。
手続きから着金まで時間がかかるため、その間にこの500万円をどのように使うかを考えていました。
今となって振り返ると、2019年時点であれば太陽光にALL INが良手だったと思いますが、当時はまだ太陽光発電事業に対して半信半疑の状態であったこと、以前読んだ金持ち父さんのだったため、ざっくり半分の250万円を太陽光に、残りを株と為替(FX)に向けることにしました。
その当時に立てた向こう3年間(2019年~2021年)のシミュレーションは次の通りでした。
●2019年
IN:500万円
OUT:250万円を太陽光(発電所2基購入、4,000万円)+残りを株・為替
●2020年
IN:400万円の消費税還付
OUT:200万円を太陽光(発電所1~2基購入、4,000万円程度)+残りを株・為替
※将来の免税事業者成りのため、太陽光発電所を購入するのはこの年まで
●2021年
IN:400万円の消費税還付
OUT:全額を株・為替
今になってこのメモを読み返せば、根本的な間違い(例えば消費税還付は決して発電所の10%が戻るわけではない、とか)もあって恥ずかしいのですが、あれ?元手は500万円のはずなのに、最終的に何故かめちゃめちゃお金増えるぞ???と一人ニヤニヤしていた覚えがあります。
こんなふざけた計画を、2年前の僕は本気で考えていたんですよね(^▽^;)
とはいえ、最初の計画というのは大事だったなぁと今振り返ってもそう実感します。
基本的にこの計画に沿って2年間活動してきて、しかも2020年はコロナ騒動もあった中で、数字は違えども家計全体のポートフォリオとしては2年前よりも遥かに安定しましたので、やって良かったなぁと思っています。
不定期に続きます('ω')ノ